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コンクリートの内部をレーダー探査装置で調べると効果的である

埋設物調査 鉄筋調査
センシオンプロシリーズ
ビル・学校・病院・マンションなど、いろいろな建物を改修する工事で、アンカー・コアを施工する場合に、壁や床に埋設されている電線管・水道管・電話回線・ガス管などを切断するトラブルがよくあります。
 PRO
●レーダー探査装置で調べると効果的である
このようなトラブルを防止するためには、コンクリートの内部をレーダー探査装置(センシオンプロ)で調べることが効果的です。
ここでは、レーダー探査装置(センシオンプロ)についてご紹介しましょう。
レーダー探査装置(センシオンプロ)というのは、建物の内部に埋設されている主として電気配線管、鉄筋等の位置を破壊しないで特定できるものです。
代表的なレーダー探査装置の使途としては、施工状態をチェックするためにコンクリートの内部の鉄筋の状況の調査、耐震診断・改修工事等の場合の鉄筋の調査、施工アンカー工事の場合の鉄筋の調査が挙げられます。
レーダー探査装置の原理としては、探査装置が対象物に対して送信アンテナから電磁波のインパルス状のものを放射すれば、電気的な性質が対象物と違っている鉄筋・空洞・電気配線管等との境界において反射し、探査装置にあるアンテナで受信します。
埋設されている物までの距離を送信してから受信するまでの時間から計算できます。
レーダー探査装置の特徴として以下のことが挙げられます。
①スキャナー単体で探査がその場で終わる。
②埋設されている物のかぶり厚さ、位置まで探査できる。
③斜め方向に埋設されている物も探査できる。
●レーダー探査装置を使用したケース
レーダー探査装置によって、コンクリートの内部を実際に探査したケースについてご紹介しましょう。
探査した箇所は、マンション内のコンクリートの壁面の各所でした。
探査した内容は、耐震補強を増設する壁のアンカー削孔をする前のものでした。
距離が結構長くありましたが、掃除もされており、広く探査スペースがあったため、探査がスムーズにできました。
このように、レーダー探査装置は、マンションの耐震補強工事の際に、コンクリートの壁面の内部の探査等に利用することができます。
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